ライミングが美しい英語絵本の名作『Goodnight Moon』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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ライミングが美しい英語絵本の名作『Goodnight Moon』

『Goodnight Moon』
 作 Margaret Wise Brown
 絵 Clement Hurd
 出版社 HarperCollinsPublishers
 発行日 1947年9月3日
 対象年齢 2歳から
 評価 ★★★★

日本では知られていない英語教育におけるライミングの重要性

 ライミングとは同じ音で終わっている単語(例:king / ring / sing)を繰り返すことで、文章にテンポとリズムをもたせ聴衆を引き込むテクニックです。

 今、アメリカではライミングとリズムを活用した幼児への英語教育が徹底して行われ、そして成功を収めています。

 アメリカの英語教育に20年携わったリーパー・すみ子さんも下記のように言われています。

 彼女によると「Rhymingは、同じような音で終わる単語を幼児に繰り返し聞かせることによって、幼児の耳を訓練するのに最適な方法である。」ということです。
 Rhymingを使って、一つのsyllable(シラブル、音節)から他のシラブルを聞き分けさせます。Auditory process(聴覚発達段階)に、rhymingなどを用いて丁寧に訓練しておくと、文字を目にした時に「あっ、この音は聞いたことがある、こう発音するんだな、これは最後の音が違うな。」と手助けしてくれるそうです。しかも読むことが苦手である子供たち(struggle readers)の背景を探ってみると、幼児期にrhymingの訓練をたっぷりとしていなかった、というリサーチの結果もでているそうです。


 そして、そのライミング絵本の名作として紹介されているのが、今回のおすすめ絵本です。

 ”Goodnight Moon”は何回も子供に読んでいると、そのうち子供は空で覚えてしまう、という話を何人かのお母さんたちから聞きました。その静かなムードが幼児の心を安らかにさせ、リズミカルなrhymeの世界へ誘いこんでいくのでしょう。
 この本を図書館で声を落として静かに読み始めると、生徒たちはシーンと静まりかえります。英語を知らない日本の幼児たちに読み聞かせをした時にも、同じ反応でした。やはり、絵本の名作と言われるだけのことはあります。

ウチの娘ピヨちゃんの反応は?

 読み聞かせる前は、「英語だし、ちゃんと最後まで聞いてくれるかな?」と心配な気持ちでした。

 けれど、読み聞かせてみるとそんな心配はなんのその。日本語の絵本と同じように楽しんでくれました。

 そもそも、日本語も初めて出会う言葉だらけのこの時期の子供にとっては日本語も英語も違いは無いのかもしれませんね。ホント絵本を楽しんでいるピヨちゃんの姿に変わりは無かったんです。

 それを見て、自分の子供の頃を思い出しました。

 幼稚園の頃です。一人で家でテレビを見ていました。なんか面白い番組はないかチャンネルをガチャガチャ変えていたら『セサミストリート』がやっていたんです。
 面白かった記憶があったので、「やった。これ見よう。」と思い見始めたのですが、英語しかしゃべらないキャラクターが何をしてるのか全く分からず面白くありません。昔、この番組を見て大笑いした記憶はあるのですが、成長した私はもう理解できなくなってしまったのです。

 どうして昔は理解できたのかとっても不思議で、そしてなんだか分からないけど、何かを無くしてしまったような寂しい気持ちになったのを覚えています。

 日本語もおぼつかない2歳、3歳くらいが英語絵本を楽しむには丁度いいのかもしれませんね。

 ピヨちゃんはしばらく寝る前には『Goodnignt Moon』ブームが続きました。

 Margaret Wise Brownさんのライミングを駆使したリズミカルで美しい調べが気に入ったみたいです。ホント綺麗で耳障りの良い英語なんです。

And two little kittens
And a pair of mittens

And a little toyhouse
And a young mouse

And a comb and a brush and a bowl full of mush
And a quiet old lady who was whispering “hush”

引用元:『Goodnight Moon』 p6〜9

 英語の苦手だった私は今まで、英語のもつ調べなんて気にしたことも無かったのですが、初めて美しい響き。声に出して読んでみると気持ちい英語というものに触れることができました。

 この『Goodnignt Moon』は翻訳版が『おやすみなさい おつきさま』とう題名で出版されていますが、ぜひとも英語版の『Goodnignt Moon』をおすすめします。

 上の引用文を、日本語に訳すと

  小さな子猫が2匹
  手袋が一組

  小さな人形のお家が一つ
  小さなネズミが一匹

  櫛とブラシとお椀に一杯入ったおかゆ
  おばあさんが「静かに。」と穏やかにささやくような声で諭している

 となるります。(私の訳が駄文なのは申し訳ない。)訳した意味だけ見ると英語の文章が持つリズムと美しさ、面白さが半減していまうのが理解して頂けると思います。

 使われている英語も簡単なものばかりですし、発音がわからなければYoutubeにネイティブスピーカーによる読み聞かせ動画がUpされていて確認できます。きっと楽しんで頂けると思います。

Goodnight Moon
Margaret Wise Brown
Macmillan Children's Books

英語絵本の入門編として名作『Goodnight Moon』おすすめです!

バンザイ

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