ほのぼのとした日常が心を温めてくれる絵本『いってらっしゃーい いってきまーす』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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ほのぼのとした日常が心を温めてくれる絵本『いってらっしゃーい いってきまーす』

いってらっしゃーい いってきまーす (こどものとも絵本)

『いってらっしゃーい いってきまーす』
 作 神沢 利子
 絵 林 明子
 出版社 福音館書店
 発行日 1985年4月1日
 対象年齢 3歳から
 評価 ★★★

 最初は月刊「こどものとも」で1983年8月1日に発行された絵本です。「こどものとも」発行の絵本っていい本が多いですね。なにげなく普段読んでいて、良いなと思いブログで紹介しようとして裏表紙をよく見ると、「あ〜、これもこどものともか〜。」と思うことが多々あります。

『いってらっしゃーい いってきまーす』のあらすじ

 主人公はなおちゃん。紺のワンピースを着て、頭に赤く大きなリボンを付けた、小さな女子です。なおちゃんのお母さんは、会社勤めで朝早く家をでていきます。お父さんは絵描きで、家で絵を描いています。

 だから、朝はなおちゃんはお父さんと自転車に乗って保育園へいきます。お父さんはなおちゃんを自転車に乗せて走り出します。毎朝、角のタバコ屋さんのおばあちゃんに挨拶するのが日課です。

 お父さんはが風を切りながら自転車を走らせます。

「きょうは、まこちゃんのほうが はやいかな?」
「なおのほうが はやいよ、きっと。きのうね、おうちごっこ したんだよ。まこちゃんと しんちゃんと。しんちゃんが おとうさんで、まこちゃんが、おかあさん。まこちゃん、オムレツ つくってくれたよ。なおなんか、あかちゃんだもん」

引用元:『いってらっしゃーい いってきまーす』p5

 保育園の道すがら、登園中のお友達に会いました。

「あ、ゆうちゃんが きた。おはよう」
「なおちゃん、おはよう」
「あ、やっちゃんだ。おとうさん、あのこだよ、おそばやの やっちゃん。かいじゅうの え、うまいんだよ」
「なおっぺ、また やろうな」
「うん。やろう、やろう」
「なにを やるんだい、なおちゃん?」
「へへ、いい こと」

引用元:『いってらっしゃーい いってきまーす』p6,7

 保育園に到着すると、お父さんはなおちゃんを自転車から下ろします。なおちゃんはお父さんにバイバイをして、保育園へ登園します。
 この後も、なおちゃんが保育園でお友達と楽しくすごす様子、お母さん が迎えに来てくれて買い物をしながら帰る場面、そしてお家に到着するまでの何気ない日常の様子がほのぼのと綴られていきます。

3歳になるウチの娘ピヨちゃんの反応

 ピヨちゃんもこの絵本が大好きです。

 この絵本の文章は、ほぼ全て会話形式で展開していきます。情景や人物などの場面描写はすべて絵が担当。文章による説明は最初のなおちゃんの家族説明くらいです。

 横長の絵本見開きいっぱいに描かれた絵は、少し遠方からの俯瞰の視点で描かれ周りの情景も含み読み手に沢山の情報を与えてくれます。絵が主としてストーリーの展開を描写して、文章がそこで繰り広げられている会話を添付してお話に厚みと、温かみを加えてくれる。幼児の頃は絵本を文章よりも絵から沢山情報を読み取る時期だから、子供にとってはとても読みやすい絵本なのかもしれませんね。

 ピヨちゃんも、絵をじっくり観察して「あっ、この子さっきもいた。」「黄色い男の子がここで寝てるね。」などと色々と絵から読み取って楽しんでいます。

 あと、ウチのピヨちゃんはホームドラマ、仲の良い家族のお話が大好きなのも、この絵本に惹かれる一因になっているのだと思います。この絵本もなおちゃん一家のとても仲の良い様子が読んでいて心を暖かくしてくれます。

 そして、なおちゃんの話し方や話す内容など「あー、ウチの子もこんなことよく言うな。」「そうそう、こどもってこういう感じなんだよな。」と、幼児期のおませで、コミカルな様子がよく現れていて、読み聞かせながら私はよくピヨちゃんとの会話の思い出を反芻しています。あらためて自分の子供との会話やなにげない日常の幸せを再認識して、心がほんのり温かくなります。

読み聞かせている親も、聞いている子供も、ほんわか温かい気持ちにさせてくれる『いってらっしゃーい いってきまーす』おすすめです。

バンザイ

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