ベスト・オブ ごっこ遊び絵本『おおきなかぶ』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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ベスト・オブ ごっこ遊び絵本『おおきなかぶ』

おおきなかぶ

『おおきなかぶ』
 作 A・トルストイ
 訳 内田 莉莎子
 画 佐藤 忠良
 出版社 福音館書店
 発行日 1996年6月
 対象年齢 2歳から
 評価 ★★★

 ごっこ遊び絵本といえば『おおきなかぶ』。保育園や幼稚園でもお遊戯でよく使われますね。

 ウチでも一番使われているごっこ遊びです。(昨日もやりました。)

『おおきなかぶ』のあらすじ

 おじいさんがカブを植えました。大きく、そして甘いカブになるよう願いを込めて、大切に育てました。月日が経ち、かぶはとてつもなく大きく、甘いカブに育ちました。おじいさんはカブの歯に手を掛けて引き抜こうとしました。

うんとこしょ どっこいしょ
ところが かぶはぬけません。

引用元:『おおきなかぶ』p6

 とてつもなく大きなカブはビクともしません。おじいさんはおばあさんを呼んできました。それでも全然抜けません。そこでおばあさんは孫を、孫は犬を、犬はネコをよんできますがカブは抜けません。

 そこでネコはねずみを呼んできました。

ねずみが ねこを ひっぱって、ねこが
いぬを ひっぱって、いぬが まごを ひっぱって、 まごが おばあさんを ひっぱって、おばあさんが おじいさんを ひっぱって、おじいさんが かぶを ひっぱってーーー
 うんとこしょ
 どっこいしょ


やっと、
かぶは ぬけました。

引用元:『おおきなかぶ』p24〜p27

元々はロシア民謡。内田 莉莎子の訳が素晴らしい!

 もともとはロシア民謡の『Репка』(カブという意味。)

 ロシア語原文は、全文を通して言葉が持つリズムを重視しており、とりわけ以下の畳語(cf. ロシア語における畳語(英語版))がリズミカルな掛け声の繰り返しとして印象深く使われている。
 

"Тянут-потянут, вытянуть не могут." [ˈtʲanut pɐˈtʲanut ˈvɨtʲɪnutʲ nʲɪ ˈmoɡut]
英語意訳 : "They are pulling and pulling, but cannot pull it [the turnip] out."
日本語直訳 : 「引っぱって引っぱって、でも抜くことができませんでした。」

 畳語というのは、「おめめ」や「ガタガタ」など単語、または一部を反復してつくられた単語のことです。

 ロシア語でどのような面白いリズムと音なのかはYoutubeにロシアの家庭で『Репка』のごっこ遊びをしている動画があるので見てみて下さい。

 確かにリズミカルで楽しくなりますね。(どこの国でもこうやって子供と遊んでるんだな〜とほのぼのする動画ですね。)

 そして、このリズミカルな原文を「うんとこしょ どっこいしょ」と訳した内田 莉莎子が素晴らしい!

 牧歌的で温かく、そしてちょっと滑稽な感じがごっこ遊びに楽しい雰囲気を付け加えてくれます。

何度も繰り返される終わりの無い『おおきなかぶ』のごっこ遊び

 ウチでは、動画のようにボールなどをカブに見立てて演劇みたいにごっこ遊びすることもありますが、綱引きのようにお互いに引っ張り合って遊んでいます。

 大抵、娘か私のどちらかが相手の手や服を引っ張るのがごっこ遊びのスタートの合図です。

 引っ張りながら「うんとこしょ、どっこいしょ。」と声をかけます。そうするとピヨちゃんの目が「あっこれは『おおきなかぶ』のごっこ遊びだな」って感じでキラーンって光ります。
 「うんとこしょ、どっこいしょ。それでも、ピヨちゃんは抜けません。お母さん、手伝って〜。」そして、妻と二人で「うんとこしょ、どっこいしょ。うんとこしょ、どっこいしょ。あー、やっと抜けた。」という感じです。

 一度始まると、役回りを交代しながら何度も何度も繰り返します。「次はピヨちゃんね。」「次はお父さんね。」「次はお母さん。」と本当に何度も何度もやりたがります。

 「これで最後ね。」このセリフを何度言ったことか分かりません。

おおきなかぶ
A.トルストイ
福音館書店

 名作中の名作。世界中で愛され、演じられてきたごっこ遊び向け絵本の代表作『おおきなかぶ』おすすめです。

バンザイ

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