英語耳の作り方『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログラム ライミング編』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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英語耳の作り方『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログラム ライミング編』

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている  英語が話せない子どものための英語習得プログラム ライミング編[Kindle版]

『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログラム ライミング編』
 作 リーパー すみ子
 出版社 径書房
 発行日2008 年9月30日
 対象年齢 大人向け
 評価 ★★★★

英語が苦手な親が子供に教えることができるのか?

 私は英語が苦手です。そして、英語が出来る人がとても羨ましく思います。

 なら勉強しろよっていう話なのですが、英語が大嫌いなんです。暗記が苦手で英語の勉強ってホント苦痛。そして、その苦手意識が更に英語を遠ざける。。。ハイ。言い訳です。

 インターネットやグローバル化で世界が小さくなった今、英語は必須。(本当に英語ができたらな〜って思うこと最近増えましたね。)

 子供には英語ができて欲しい。

 けれども、英語が苦手な私が子供に英語を教えるなんてできるのでしょうか?
 英語を聞き分けできる英語耳を作るには『耳の黄金期』である幼児期が大切っていうけど何をすればいいの?
 ネイティブに触れさせるのが大切と言われても、英会話教室に通わせる余裕はないし、なんかいい方法はないの?

 分からないことばかり。

 手探り状態ではありますが、教えるというよりも、一緒に勉強していこうという心積もりで今回のおすすめ本を手にとりました。



英語の勉強方法は本場アメリカに学べ!

 今回のおすすめ本の作者は、アメリカの小学校で20年間に渡り子供の英語教育に携わってこられた専門家です。
 その経験とノウハウを活かし、日本の子供たちにも楽しみながら、英語を読んだり書いたりできるようにと書かれたのが今回のおすすめ本です。

 日本に住む私達がアメリカの英語教育を参考にするべき理由は2つあります。

  • 英語が母国語であるアメリカは、子供に効果的に英語を教える経験とノウハウが豊富!(当たり前ですね。)
  • 移民の国であるアメリカは、家庭では英語以外の言語で生活しているために英語が喋れない子供に第2言語として英語を教える経験とノウハウが豊富!

 特に2つ目の理由が重要ですね。私たちは子供の頃から日本語に囲まれていて、英語に触れる機会はとても少ない。そんな子供が英語を学ぶ際にぶち当たる壁の乗り越え方を教えてくれる。それがこの本なんです!

英語耳を作るにはライミングが凄く効果的!これ重要!

 アメリカは移民の国です。そして、移民の生徒も急増しています。

 移民の子供は家では親の母国語を話し、親の母国語のテレビ番組を見ているので英語力がなかなか身につきません。

 1990年代の中頃から、そうした子供達に英語を教えるために導入された教え方が『フォネミック・アウェアネス(音素認識)』です。

 これは、子供に文字を教える前に話し言葉の音に注目させ、耳をきたえるという理論です。

 英語耳をつくる理論と方法。それがフォネミック・アウェアネス(音素認識)』なのです!

 『フォネミック・アウェアネス(音素認識)』は全部で7つのステップに分かれているのですが、最初のステップがライミング、2つめのステップがアリタレーションです。

ステップ1
 ライミング:単語の終わりの音に注目
 同じ音で終わっている単語
 (例:king / ring / sing

ステップ2
 アリタレーション:単語の始めの音に注目
 同じ音で始まっている単語  (例:Sumiko sits in the seat.)

引用元:『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている』 p13

 ライミングなどを聞いて、音のリズムに慣れてくると、単語のなかで音がどんな働きを持ち、音がどうやって単語を構成しているのかが段々分かってきます。言葉にたいするこうした感覚がみがかれることで、子供たちが文字を習い始めたときに、抵抗なく音から文字の世界にはいっていくことができます。

引用元:『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている』 p12

 小さいころから、house / mouse、bear / chair といったライミングや dance / date / dive などのアリタレーションをたくさん聞きながら育った子供は、聴覚(auditory system)が発達します。それに加えて、聴覚を刺激するために、1日15分くらい読み聞かせをしたり、ライミングやアルファベットなどを使って声を出すゲームをしたりすることによって、言語感覚もどんどんみがかれていきます。

引用元:『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている』 p15

 このように、アメリカではライミングとアリタレーションが幼児への英語教育でとても重要視されていて、子供は徹底的に学ばされています。そして大きな成功を収めているのです。

 日本では重要性が認識されていませんね。私はライミングなんて言葉を初めて知りました。

 日本語を構成する音素(音の最小単位)は5母音+16子音+3特殊音素=24音素。それに対して英語は20母音+24子音=44音素。日本語の倍ですね。その音素が組み合わされ音節ができ、音節が組み合わされて1つの単語になります。

 今までは「英語耳をつくろう」と言われても漠然としていてよく分からなかったのですが、この本を読んで理解できました。

 『英語耳をつくる』とは英語の話し言葉の音と規則性を把握し、言語感覚を磨く事。そして、ライミングやアリタレーションなどの似通っているけど微妙な違いに沢山触れることで、効果的に向上させることができる。

 『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている』も、ページの殆どをライミングとアリタレーションに割き、アメリカではどの様にライミングが取り入れられているのか?具体的ににどのようにライミングを活用して子供に教えたらいいのか歌や絵本をつかったやり方を沢山紹介してくれています。

 今の時代Youtubeなどで本に載っている歌もすぐに見ることができるので、この本を見ながら動画サイトで確認して、子供と一緒に歌ったりできて、とても活用しやすいと思います。

 英語の絵本もAmazonなどで日本の絵本と同じくらいの金額で購入できるので便利な時代ですね。

 子供にどうやって英語に触れさせたら良いか分からない親御さんはこの本とっても良いと思いますよ。私は、とても勉強になりました!

 英語が苦手だけど、子供には英語ができるようになって欲しい親の道標になってくれる本です。本当におすすめ!

バンザイ

2016年12月1日追記
 この本で紹介されているライミング絵本も娘のピヨちゃんと一緒に読んでみました。読んで良かったなと思うライミング絵本の紹介記事も書いています。ウチの娘の反応も含め、絵本選びに役立つように書きました。もしよろしかったら。

▶ライミング絵本の記事のリスト

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