天才サトシン大暴れ!沢山の賞を受賞した絵本『うんこ!』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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天才サトシン大暴れ!沢山の賞を受賞した絵本『うんこ!』

『うんこ!』
 作 サトシン
 絵 西村 敏雄
 出版社 文溪堂
 発行日 2010年1月日
 対象年齢 1歳から
 評価 ★★★★

子供は下ネタが大好き!

 どうして子ども達は「うんこ」や「オナラ」「ちんちん」があんなにも大好きなんですかね?「うんこ」と言うだけで大笑い。うちの娘も私がオナラらをすると、ニヤッと笑った後で「お父さん、オナラしたねー。」と嬉しそうに言ってきます。(オナラして怒られるどころか、喜んで貰えるなんてした方としては大助かりです。)

 まあ、友人の子供達を見ても同様なので、普通に育てれば下ネタ大好きな子供に育つのだとは思っていましたし、私は娘にそうなって欲しいと思っていました。

なぜかというと・・・
 

排泄を楽しく学ぼう!

 下ネタ大好きになって欲しいというは語弊があります。正確に言うと0歳、1歳、2歳の頃は逆に「うんこ」に対して「汚くて臭いもの」という嫌悪感を抱いてほしくないなと思っていました。

 0歳、1歳、2歳という時期は排泄に関しても成長途中で大人のようにコントロールすことができません。便意という感覚や、「うんこ」の出し方、我慢の仕方、トイレの使い方など「うんこ」一つとっても沢山のことを学び取って行かなくてはなりません。

 本当に手取り足取り、親子で協力しながら学んでいく際に、「うんこ」は臭くて、汚くて嫌なものという嫌悪感があると大きな障害になると思い、それならば下ネタ大好きで「うんこ」は臭くて、汚いけど面白いものと思ってくれたほうが良いなと考えていたのです。

そんな下ネタ大好きっ子にしてくれる絵本、それが今回おすすめする『うんこ!』です
 

『うんこ!』のあらすじ

 ある道の隅っこで、犬のおしりから うんこ がすとーん、ぺちゃつ っと放り出されました。うんこをした犬は気持ちよさそうに立ち去っていきます。そこにねずみが通りかかりました。

「おやおや、だれかと おもったら、うんこか」
そして においを、くん くん くん。

「くっさーい!」

そして ねずみは、にげてった。
うんこは、またまた くやしがった。
「くっそー!」

引用元:『うんこ!』 p9,10

 へびやうさぎ達も通りかかりますが、みんな臭い匂いにヤラれて逃げていきます。うんこは悔しがり、こんなところにいても干からびるだけだと、仲間探しの旅にでることにしました。
 うんこが仲間を探していると、お百姓さんが「なんとまぁ、りっぱなうんこじゃ!」と褒めてくれ、ウチの畑に来て野菜の肥やしになってくれと頼まれました。なんと、仲間のうんこもいっぱいいるそうです。

こうして うんこは
おひゃくしょうさんの はたけにまかれ、
こやしに なって、おいしい やさいを うんと いっぱい そだてましたとさ。
よかったね うん うん!

引用元:『うんこ!』 p28

沢山の賞を受賞したモンスター作品を生み出すサトシン

 おすすめ絵本「うんこ!」は、第1回リブロ絵本大賞、第20回けんぶち絵本の里びばからす賞、第3回MOE絵本屋さん大賞受賞、第4回子どもの絵本大賞 in 九州、第5回書店員が選ぶ絵本大賞と数々の賞を受賞しています。

 作者のサトシンさんは、元々コピーライターとしての経歴をお持ちです。広告分野でもご活躍され「日本新聞協会 新聞社企画部門 新聞広告賞(新潟日報社)」「新潟広告賞グランプリ(第四銀行)」「新潟広告賞大賞(北陸国道協議会)」など広告の賞も多く受賞されています。
 その後、絵本の可能性、表現の面白さに気づき、広告の仕事は休止して、絵本の企画を考える生活にシフトされたそうです。

 この経歴を見て「なるほど!」と納得できました。

 この絵本には、コピーライターとしての能力の高さが存分に発揮されているからです。商品の良い部分(セールスポイント)にフォーカスして明るく照らし、それをキャッチーで万人に受け入れやすい形で提供する能力。

 そう「うんこ」の魅力を徹底的に検討しつくし、一見嫌われがちな「うんこ」を軽快なダジャレなどコピーライティング技術を駆使してキャッチーな人気者に仕立て上げているのです。

 まさに私が求めていた、臭くて汚いけど楽しく人気者の「うんこ」がそこに居るのです。
 

娘との楽しいトイレタイム

 この本のお陰で、無事下ネタ好きの娘に育ってくれました。

 人並な苦労はありましたが、トイレトレーニングも終え今では一人でトイレで「うんこ」もをしています。

 ただ、退屈なせいもあるのかトイレで「うんこ」をしていると「おとうさーん、来てー。」と私を呼びます。
 私が行くと、「うんこ、くさい?」と笑いながら聞いてきます。なので私は、今回のおすすめ絵本の真似をして言います。
「おやおや、だれかと おもったら、うんこか。そして においを、くん くん くん。」そして、鼻をくんくんさせ「くっさーい!」と大声で叫ぶと、まあ娘は喜んで大笑いしてくれます。

 まあ、トイレで遊ぶのもどうかとは思うのですが、子供の成長は速く流行り遊びもあっと言う間に廃れてしまいます。なので、楽しくトイレで「うんこ」してくれるようになった娘の成長を喜び、トイレから娘が呼ぶ間はこのごっこ遊びに付き合いたいと思います。

 「うんこ!」楽しみながら排泄を学びたい家庭におすすめです。

バンザイ

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