『ぴたっ!』と小気味の良い響きの仕掛け絵本|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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『ぴたっ!』と小気味の良い響きの仕掛け絵本

『ぴたっ!』
 作 よねづ ゆうすけ
 出版社 講談社
 発行日 2013年9月20日
 対象年齢 0歳から
 評価 ★★★★

世界で楽しまれている 仕掛け絵本

 よねづ ゆうすけ さんは、新人絵本作家の登竜門として知られているボローニャ国際絵本原画展に2005年に入選し、イタリアでデビューした後、グローバルに活躍されている絵本作家です。

 よねず ゆうすけさんは仕掛け絵本のスペシャリストですね。今日のおすすめ絵本以外にも『のりもの つみき』『にじいろカメレオン』や『くだもの だーれ?』など子供を楽しませるアイディア溢れる絵本を色々な国で出版されています。

 この『ぴたっ!』も英語で出版した本を日本語に翻訳されたものだそうです。英語版のタイトルは『We Love Each Other 』!とっても素敵!!!読んで頂けると分るのですが、英語のタイトルも とてもシックリきます。シンプルで簡単な英語で書かれているので、英語版を購入するのも有りですね。

 しかし僕は日本語版をお勧めします。なぜなら・・・



「ぴたっ!」と言いたくて 言いたくて しょうがない

 この絵本、まず1ページ目を開くと左ページに1羽の鳥、右ページに1羽の鳥が描かれ両ページとも一部が小窓のように切り取られています。 そして

とりさんと とりさんが・・・・・・

 引用元『ぴたっ!』 p1

と読みながらページをめくると、

 ぴたっ! 

 引用元『ぴたっ!』 p2

 左ページに居た鳥が、右ページの切り抜かれた小窓から姿を出して、2羽の鳥が背中合わせにくっ付いてハートの形を作ります。くっ付く前はすました顔をしていた鳥も、くっついた後は笑顔に。まあ、可愛らしい!

 この後も同様に、左と右ページで離れて描かれた様々な動物がページをめくるごとに、「ぴたっ!」とくっ付いてキレイな形を作っていきます。

 ページをめくりながら「ぴたっ!」という破裂音を言うのが、本当に小気味良く気持ちいい。そして、笑顔でくっ付く動物たち。この、めくる楽しさと、「ぴたっ!」という言葉の楽しさは、話すことの出来ない0歳の乳児をも惹きつけます。

 うちの娘も0歳の時には、親の読み聞かせに合わせて「ぴたっ!」と一緒に言っていました。1歳になると、まだ会話できないのに自分で絵本をめくりながら「ぴたっ!」と大きな声で言っていて、「おー!ひとりで絵本読んでる!」って親ばかな僕は喜んでしまいました(笑)

 そして3歳になる今でもときどき本棚から持ちだしては、自分で読んで楽しんでいます。カラフルで楽しい絵柄。簡単で小気味の良いセリフ。長く楽しめる絵本です。

Becouse 『We Love Each Other 』!

 絵本の動物たちは、なぜこんなにもキレイにぴったりとくっ付くことができるのか? Becouse 『We Love Each Other 』!英語の原作では「愛し合ってるとピタってくっつくんだよ」っていうメッセージが分かりやすいですね。

 うちでよくやる遊びなのですが、「お父さんと、お母さんと、◯◯ちゃん(娘の名前)が・・・・・・」と声を掛けて 「ぴたっ!」と言いながらギューってハグします。何度も何度も(笑)

 絵本の世界を持ちだしたごっこ遊びは子供も乗りやすく楽しんでくれます。

 ハグは子供の成長にとても良い影響を与えます。ハグをはじめとするスキンシップをとると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは信頼や愛情に基づく絆が生まれるときに、脳内で伝達物質の働きをします。

 一回5分程度のスキンシップを日に数回行うことで、オキシトシンを高濃度で保つことができます。特別な方法は必要でなくとも、手を繋いでお散歩をしたり、一緒にお風呂に入る、膝に抱きあげながら読み聞かせをするなど、日常でよく使うスキンシップで十分です。

 スキンシップで信頼や愛情を築き、「私は親から愛されている」と実感することは子供自信を安心感を育て、自信と安心があるからこそ自立することができます。

 日本は海外に比べて、ハグする文化がなくスキンシップも少ないですが、ぜひとも今日のオススメ絵本「ぴたっ!」を読んで、子供を抱きしめて下さい!おすすめです!

バンザイ

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