嘘つく子供にイソップ童話のド定番『オオカミがきた』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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嘘つく子供にイソップ童話のド定番『オオカミがきた』

『オオカミがきた』(イソップえほん1)
 文 蜂飼 耳
 絵 ささめや ゆき
 出版社 岩崎書店
 発行日 2009年10月15日
 対象年齢 3歳から
 評価 ★★★

 

最近、ウチの娘が嘘をつく

 成長して知恵のついてきたウチの娘のピヨちゃんが嘘をつくようになってきました。

 1歳、2歳の頃は、「いやー!」と泣いて、ダダをこねて自分の要求を突きつけてきたのが、最近は嘘をついて上手いこと要求を呑ませようと手管が老練になってまいりました。(幼稚な嘘でバレバレなんですけどね。)

 遊んでいて保育園に行く準備をいつまでたってもしないので、私や妻が服を脱がせて着替えさせようとすると、
「自分で着替えたいの!」と大泣き。「じゃあ、自分で着替えてね。」と手を離すと、また玩具で遊び出す。

 寝る時間が遅くなったので、一冊だけという約束で絵本を読み聞かせたのに、読み終わると「もう一回。」「もう一冊。」と大泣き。
 この「もう1回だけ。もう一個だけ。」詐欺はテレビや玩具遊び、お菓子などで本当に乱用されています。まあ、もう一回で済んだことはありません。

 私は「大人でさえ自分の欲望をコントロールすることは難しいのに、3歳児が欲望に負けてしまうのはしかたない。」と考えています。
 そのため、躾も自分の欲求をコントロール出来た時は沢山褒めて、出来なかった時は、嘘をつくことはイケないことなんだということは伝えますが、強くは叱りません。

 だから、ちょっと舐められちゃうんですよね。子供は大人をとても良く観察しています。
 「もう一個お菓子頂戴って言っても、もうダメだよな〜。」と自分でも感じながら取りあえず、「もう一個。」と要求します。その後の、大人の対応をじーっくり観察して要求ラインがどの辺りあるのかを探ってきます。そしてその要求ラインをジワジワと押し広げてきます。

 我が家のしつけ防衛線は親の私の甘くヌルい対応のため、第2次世界大戦にドイツの機甲兵団に突破されたマジノラインのように崩壊。ピヨちゃんの要求はドンドン高くなるばかり、「嘘はだめよ。」と言っても言葉は届かず、聞き流される始末。

 ここは、防衛線を引き直し、我が家のしつけ事情の立て直しを図る必要があります。

 そこで、救世主として登場したのが今回のおすすめ絵本『オオカミがきた』です。



『オオカミがきた』のあらすじ

 イソップ童話の1つです。

 古代ギリシャの奴隷であったイソップは寓話を作るのが大変上手く、それにより名声を得たそうです。それらの寓話を集めたものがイソップ童話として現代まで伝えれています。教訓や道徳など教育的なものが多く、今回のおすすめ絵本以外にも『アリとキリギリス』『北風と太陽』『ウサギとカメ』など有名なお話ばかりです。

 今回のおすすめ絵本も言わずもがな。オオカミ少年と言えば誰でも知っていますね。

 羊飼いの少年が退屈なのに据えかねて、「オオカミがきたぞ!」と嘘をつき何度も村人を騙して遊んでいると、本当にオオカミに襲われた時に誰にも信じてもらえたなかったというアレです。
 

読み聞かせた時の娘の反応

 ワクワクと聞き始めたピヨちゃん。

 話が進むにつれ、楽しい話ではないことを感じ取ったのか眉間にしわを寄せ、話の行き先を見つめます。

 そして、心からの悲鳴を、助けを呼ぶ声を信じてもらえなかった羊飼いの少年が、大切な羊をオオカミに奪われ泣き崩れるカットで話が終わった時、ピヨちゃんは心は、まるで羊飼いの少年のように暗く沈んでいました。
 まるでマンガの背景には「ズーン」という効果音が、顔には縦線が引かれているかのように、本当に分かりやすく心が沈んでしました。
 

石井家に「しつけ」という秩序は舞い降りたのか?

 結果から言いたいと思います。

 ピヨちゃんの嘘は明らかに減りました。
 たとえ「もう一回」詐欺が行われても、信じてもらえなくなるよと諭すと何とか自分に折り合いを付けるようになりました。

 今回のおすすめ絵本はピヨちゃんの心に響いたのです。

 響きすぎて「この絵本よむ?」と聞いても、表紙を見ただけで一瞬で顔が曇りテンションは落ち、読まない。」と言って逃げていきます。
「どうして?」と聞くと、「オオカミが怖い。」と言っていました。

 部屋に今回のおすすめ絵本が転がっていても、知らんぷり。なるべく目に入らないように避けて行動します。

 元々、嘘はイケないこと。自分がワガママを言っていることはピヨちゃん自身薄々分かっていたのだと思います。ただ、分かっていながらも自分の欲望が我慢できなかった。

 そういう下地があった所に、今回のおすすめ絵本は突き刺さったのだと思います。

 どうにかこうにか、自分のやりたいコトと周りの社会との折り合いをつけれるようになってもらいたいと思います。(振り返って、自分が折り合いをつけれているかと言うと自信はありませんが。。。子供と一緒に成長するぞ。)

オオカミがきた (イソップえほん1)
蜂飼 耳
岩崎書店
子供の嘘に困っているご家庭におすすめです!

昔ながらの「しつけ絵本」のド定番。子供の嘘に困っているご家庭におすすめです!

バンザイ

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