五味太郎の名作絵本『きんぎょがにげた』|石井講次の おすすめ絵本バンザイ
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五味太郎の名作絵本『きんぎょがにげた』

『きんぎょがにげた』
 作 五味 太郎
 出版社 福音館書店
 発行日 1977年6月1日
 対象年齢 2歳から
 評価 ★★★

『きんぎょがにげた』のあらすじ

 あっ、テーブルに置かれた金魚鉢からピンク色の金魚が逃げた!いったい、どこへ逃げたのでしょう?
 部屋を探してみると・・・

 あっ、いた!茶色にピンクのドット柄に紛れて金魚が隠れています。おや、金魚はまた逃げいていきます。今度は、どこに逃げたのでしょう?
 部屋をぐるりと見渡し、探してみると・・・

 このように、ピンクのかわいい金魚が逃げて、部屋の風景に溶け込み隠れています。見つけては、逃げて隠れる。また探すを繰り返します。そうやって、景色に溶け込み隠れている金魚を子供と一緒に探して楽しむ絵本です。



まるで水族館のような気分

 この絵本は子供が生まれた時にプレゼントで頂きました。
 とてもカラフルでキレイな絵本なので、0歳の頃から読み聞かせています。

 ただ、やはり娘が文章を理解して、きんぎょを探して指させるようになったのは2歳になってからです。

   3歳になった今では金魚の場所を覚え、ページをめくった瞬間に娘が金魚を指差し「ここ!」と大きな声で言った後に、私が「こんどは どこ。」と問い掛けを読むという、あべこべな形になってしまっています。場所を覚えてしまっても、少しでも早く見つけたって言えた達成感を感じて楽しめる子供って面白いですね。いつも、微笑ましく思ってしまいます。

 そんな子供の姿を見たいのもあるのですが、実は私自身が読みたくて、今回のおすすめ絵本をよく選んで読み聞かせてきました。

 それは五味 太郎さんの絵。まるで水族館に行ったような気分になることができる『きんぎょがにげた』の絵がとっても好きなんです。

 五味 太郎さんはインタビューで今回のおすすめ絵本『きんぎょがにげた』に下記のように言及されています。

絵本って発明品なんだよね。ぼくは、1冊の絵本を描くとき、今まで見たこともなくて、味わったことのない感覚を感じたら、この作品は成り立つなと思っているんだよ。その発明を様々なバリエーションとして見せてくのがぼくの絵本の作り方なんじゃないだろうか……って。

 自分ではあまり気づいていないんだけど、かの名作『きんぎょがにげた』があるじゃない。あれは、ストーリー性はなく「流れていく風景のようなもの」を羅列的に描いている、ぼくの好みのパターン。

 たしかに起承転結や山があって谷があってみないなワクワクハラハラするストーリはありません。

 しかし絵本見開きいっぱいに書かれた絵が水族館に展示された水槽みたい。綺麗にレイアウトされた水草。カラフルな魚やクラゲ。幻想的なライティング。キラキラしててフワフワしてて、それぞれ水槽ごとに個性があって、見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまう。

 そんな絵本なんです。

 だから、娘も0歳の頃から、この絵本を読み聞かせると文章は理解できなくとも、絵を食い入る様にみつめ楽しんでいました。親子共々、飽きることが無いんですよね。このおすすめ絵本は。

 ぜひとも皆さんも『きんぎょがにげた』で幻想的な水族館を訪れてはいかがですか?おすすめです!

バンザイ

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